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バス釣り ブラックバス 水温 行動

こんにちは!マサです!

今日は全国的に雨降りだね。こんな中でも釣りに行ってる猛者もいるんだろうな。
釣りに行けないので、図書館で借りた文献を元に今月〜の釣り方を考えてみたいと思います。

文献の一部に水温と捕食に関する部分があったので、まとめてみます。

文献の中で、オオクチバスの季節的変化(9〜12月、3〜6月)を定量的に調査されています。
2m×2m×1.5mの生け簀を3個用意して、各生け簀に餌魚(A魚B魚C魚)となる魚種を100匹ずつとオオクチバス1匹ずつを入れて5日間の捕食量を量っています。季節変化(水温変化)で捕食量の変化がかなりみられてます。平均水温が20℃を上回った5、6月から活発に捕食されており、12月の捕食量は明らかに少ないようです。

・実験による1日あたりに摂取した餌魚の湿重量とオオクチバス体重比
平均水温
10℃以下     1%未満
10℃〜15℃未満 2%から3%弱
15℃〜20℃未満 4%から6%前後
20℃〜       7%弱から9%

餌魚によって捕食数の変化もみられていて、低水温期で水温低下に伴いオオクチバスの活動が鈍り、中層性で連続的な遊泳様式を持つA魚に比べ、低生性で断続的な遊泳式を持つB魚の方が捕食されやすかったと推測されています。また、文献の中で、既往文献において「室内実験においてオオクチバスは水温が25〜27℃の時に最も活発に摂取し、体重100gとして1日あたり5〜13gの活餌を食べることが示されていると記載されています。

このことから考えると、40cm1000gのバスが夏場に100gの餌を摂取してることもあるということになります。僕が考えとしては、水温上昇で活発に行動するようになり、エネルギー消費が激しくなるのでしょう。人間と同じですね。動けば腹も減ります。逆に水温低下で動かなくなったバスは、腹が減らないから食わないんですよ。それが大体15℃前後〜以下、といった感じなんでしょう。先日水温を計ったら、15℃くらいでした。これからグングン下がってくるんで、難しくなってきますね。マズメは絶対外せません。狙い所としては、水温変化の少ない底になってくるのでしょうね。動きも鈍くなってきていると考えられるので、低生性で断続的な遊泳式の方が多く摂取されていたという推測からも、ジグなどで底を中心にゆっくり攻める(これは今の所効果アリですね)か、リアクションで釣るかを考えています。バイブレーションは先日投げたおしたけど、まったく反応なしでした。

近日中に底物でネチッこくやってみるので、どれくらい釣れるか調査してきます。

以上、マサ

参考文献
ブラックバスを科学する 駆除のための基礎資料
監修 細谷 和海
編集 近畿大学水園生態研究室
発行 財団法人リバーフロント整備センター

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